
近年、環境に負荷をかけない企業活動を行うことは、もはや特別なことではなく当たり前のこととなりつつあります。
このような流れは印刷会社にとっても例外ではなく、印刷物の設計から出荷するに至るまで、全プロセスを通じて環境に配慮した活動が求められています。
大成美術でもこのような社会背景を受け、環境に配慮したものづくりを実践。
「環境に配慮した素材」「環境負荷の少ない製法」「リサイクル可能な加工や素材」の採用を通じて、環境をトータルに考えたソリューションをご提案しています。
100年後の美しい地球のために…。
私たち大成美術は具体的なエコアクションで持続可能な社会の実現に向けた、様々なアクションを展開しています。
FSC認証紙とは、適切な森林管理を認証する国際的な第三者認証機関であるFSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)の基準に適合した森林からの木材を原料として製造された用紙。
適切な森林管理とは、地域本来の自然状態をとどめ、生物多様性を保ち、地域社会にも配慮しながら持続的に木材生産を行なうことです。
認証紙を使用することで、適切な森林管理を支援することが出来ます。FSCのロゴマークを付けるには、生産・加工・流通・すべての企業が、CoC認証(Chain-of-Custody)を取得していることが必要となります。
大成美術では、2006年12月にCoC認証を取得、FSC認証マークを使用出来るようになりました。

FSC認証製品は、責任ある森林管理のために高い環境基準と社会基準に従っています。

インキの石油系溶剤すべてを大豆油を主体とした植物系溶剤に置き換え、健康被害・大気汚染の原因となる、VOC(揮発性有機化合物)を削減したものです。ノンVOCインキを使用することで、石油資源の保全、大気汚染の防止、作業環境の保全、安全確保をすることが出来ます。
大成美術では、T&K TOKAの「VOC FREEマーク」を使用することが出来ます。


これまでのCTPでは、刷版後に現像処理、ガム処理(表面保護処理)が必要でした。ケミカルレスCTPでは、印刷機上で現像処理※するため、現像液、ガム液の化学薬品が不要となり、強アルカリ廃液(特別管理産業廃棄物)が発生しません。
※非画像部の感光層が、湿し水給水ローラーからの湿し水とインキローラーからのインキによって取り除かれる。除去された感光層は、湿し水とインキと共に印刷用紙によって吸収排出される。
大成美術では、2007年5月にケミカルレスCTPプレートへの全面的な切り替えを完了しました。
湿し水にVOC(揮発性有機化合物)を含むIPA(イソプロピルアルコール)を使用しない印刷。
オフセット印刷は、水(湿し水)と油(インキ)の反発を利用した印刷です。従来はこの湿し水の中にIPAを添加し、版の水の濡れを安定させ、印刷品質を維持していました。湿し水ろ過装置と代替溶剤の採用により、版の水の濡れが安定し、ノンアルコール印刷が可能になります。
環境に配慮した印刷技術として“水なし印刷”が注目されていますが、水を使う従来型の印刷技術でも、工夫次第で環境に優しい生産体制を構築することができます。
大成美術では、すべての印刷機に「湿し水循環ろ過装置」を導入し、廃水量を大幅に削減。同時に「ケミカルレスCTP」を採用することで、刷版工程での廃液ゼロを実現しています。
環境問題だけでなく、コスト・品質面でも、お客さまにベストなご提案を行うために。
新技術導入コストと効果のバランスを常に意識した、仕組みづくりに取り組んでいます。